ふめつのこころ

私の中で、七瀬ちゃんをのことを好きっていう気持ちは「見守る」っていう感情に似ているかもしれない。心配で見守るのではなくて、熟視するほうの意味で見守る

 

 

 

 


tofubeatsの4thアルバム「RUN」の製作日誌を読んでみた。するとふめつのこころについて、以下のように書かれていた。

 

ー漫画と脚本を行き来して要素を書き出していく。ドラマの要素、漫画の要素、そして西野さん(劇中で西野七瀬さん扮するアイちゃんが歌うということは最初から決まっていた)。(中略)ちなみにここでいう「こころ」というのは自我、とか意思というものに近い、と当時の走り書きに書いてある。ビデオガールは恋をしてはいけないし、主人公の翔も自分から行動するのが苦手だ。自ら扉を叩くというのは簡単なことではないのだが、だからこそそういう「こころ」を持って欲しい、というテーマに最後は収まった。ー

 

 

2番のはじめの歌詞

 

 本音隠して生きてるほうが
 世の中生きやすいの?って
 そんな消極的でいるよりは
 正直がいいよ

 

電影少女のプロデューサーもどこかで言っていたが、七瀬ちゃんもビデオガールのアイと同じで、初めから再生期間がある程度決まっている人間なのである。また、電影少女のビデオガールは、人に奉仕するというのが基本軸として話が進んでいくけれど七瀬ちゃんもアイドルとして本心をあまり言ってはいけないみたいな暗黙のルールがあり、それがファンである私たちとすれ違いを生んでいくような感覚が私の中で多少なりともあったのでこの歌詞はすごく心に響いた。

 

 

 

 

 

 

 愛はきっとふめつのこころ
 君をずっと見守っているからね 

 何度だって繰り返しして
 君となら永遠に
 ふめつのこころは LOVE LOVE LOVE

 

 愛はきっとふめつのこころ
 君にずっと送っている気持ちです
 何度だって思い返すよ
 君のこと永遠に
 ふめつのこころは LOVE LOVE LOVE

 

 

 

たまに何十年も先のことを考える。自分が40歳や50歳になっても西野七瀬という人間、もしくは乃木坂46のことを思い出す日があるのだろうか。

 

今、七瀬ちゃんが卒業するのも怖いけれど、何十年後、七瀬ちゃんとの思い出を忘れている自分がいるかもしれないことの方がもっと怖い。

 

私はアイドルの西野七瀬が一番好きだ。彼女は年内でアイドルではなくなってしまうが、私は乃木坂46西野七瀬を何度だって思い返してみようと思う。未練がましいと思われても仕方ないけれど。